「みかんの​右と​左」​参加者調査


2024年に住友と東京藝術大学大学院のゼミ生は研究助成金を得て、コモンズ農園プロジェクトに参加している人たちに聞き取りを行い、アートプロジェクトに参加する経験について調査をおこないました。聞き取り対象者は、まだ農地がない状態の助走段階で実施してきたワークショップに参加した人たちや、協力してくれている農家さんたち、あるいはスタッフとして参加している人たちです。

これはプロジェクトを継続していくために、実施してきたことを振り返り、まだ目に見える成果がないアートプロジェクトに参加する経験を理解するためにおこなわれました。結論としては、こうしたプロジェクトは普段はなかなか⾔語化できない経験を見つめ、あえて語り出す機会をつくり、さらにそれが聞かれる機会を増やしていると考えました。それは、⽇常の経験とも絡み合うことで個⼈の内⾯を形成するアイデンティティや⽂化と深く結びつき、 それをリフレクシヴに 「語りなおす」 ことであり、それが他者への共感を⽰す機会を作り出すことに参加の意義があるのではないかと私たちは考えました。

調査の詳細は以下の報告レポートに記しているほか、取材で語られた⾔葉、そして詩の⾔葉を写真と一緒に掲載したフォトブック 『みかんの右と左《コモンズ農園プロジェクト》の参加経験調査』を作成した。

鑑賞者研究ノート:⽇常の経験と連続する鑑賞/参加(住友文彦)

Notes on Audience Study: CONTINUITY BETWEEN EVERYDAY EXPERIENCE AND PARTICIPATION (SUMITOMO Fumihiko)  [coming soon]